今年の音楽フェス、野外フェスはどこに行こうかなと考えていませんか?
そんなあなたには、フジロックよりも歴史が古い富山のスキヤキミーツザワールドをおすすめします。
世界中のアーティストが富山というど田舎に集まります。
ぼくはそんなど田舎の富山出身です。富山が大好きです。
スキヤキミーツザワールドは音楽を本当に愛する人なら必ず楽しめます。
ポップスとかメジャーな音楽とか肩書から入るような人にはオススメしません。
では、スキヤキミーツザワールドの魅力を紹介していきたいと思います。
目次
スキヤキミーツザワールドとは
引用:http://sukiyakifes.jp/toyama/
スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドは平成3年から開催され、今回で26回目を迎える日本最大規模のワールドミュージック・フェスティバルです。「市民参加型フェスティバル」として、事前会期では市内外での公演や演奏、楽器製作、子供向けなどワークショップに力を入れ、より多くの市民が異文化に触れられる機会の提供と本会期でのステージを実施。本会期では、プロステージだけでなく市民が多く参加する音楽パレードや各種ワークショップ、市民参加ステージにより多くの市民が参加できるよう工夫して開催。フェスティバルからは今まで6つの市民楽団が誕生。またプロアーティストによる4つのスキヤキオリジナル多国籍特別編成ユニットを誕生させ、アフリカツアーなどを成功させています。200名を超えるボランティアスタッフが企画、運営する手作り感溢れ、世界の今の音楽がギュギュ~ッと 詰まったワールドミュージックのフェスティバルです!
今年で26回目です。
世界中から本物のアーティストが集まります。
スキヤキミーツザワールドの魅力
世界中から本物のアーティストが集まります!
集まるアーティストは日本ではそこまで有名ではない人が多いです。ヨーロッパや世界的に有名でも日本で知られていない人が多数います。
地元だけで有名で全然知名度ないんじゃない?という人もいます。
だからこそおもしろいんです!!みんなとんがってます。個性丸出しです。
大衆受けを狙ったくっだらん音楽なんておもしろくもなんともないです。個性丸出しの魂を揺さぶられる音楽を体験しましょう。
とんがった異文化に触れられます。
色々な宗教音楽がルーツにある人も多数来日します。
ぼくが今回注目しているアーティストを例に紹介しましょう。
楽器で精霊を呼ぶ男:フォワード・クエンダ(ジンバブエ共和国)
引用:ARTIST アーティスト | スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド|SUKIYAKI MEETS THE WORLD
アフリカ・ジンバブエに暮らすショナ族の民族楽器ンビラ(親指ピアノ)は、アフリカ各地に息づく親指ピアノの中でも一際スケールの大きなサウンドを持つ。彼らは古くから雨乞い、豊作祈願、病の治癒など様々な目的の儀式に精霊を呼ぶためンビラを演奏してきた。その伝統をいまに受け継ぐ偉大な演奏家フォワード・クエンダ。ジンバブエ国内はもとより、欧米でもその名が知られる演奏家であるフォワードは、少年時代より「精霊の歌を奏でるンビラ奏者」として知られ、様々な儀式に招かれンビラを演奏。その音色はショナ族にとって大切な宝であり心の拠り所とされている。そして共に演奏するのが日本人ンビラ奏者のスミ・マズィタテグル。スミは現地ジンバブエにてショナ族のンビラ奏者たちに師事し、日本人でありながら現地での精霊を呼ぶ儀式やライブでンビラを演奏してきた。この2人が、はるか昔から語り継がれてきた芳醇で奥深いショナ族のンビラの伝統の歌を奏で上げる。
この男すごいんですよ。
ンビラ(親指ピアノ)と呼ばれる楽器で精霊を呼んじゃいます。
雨乞い、豊作祈願、病の治癒の目的で行われる儀式で精霊を呼ぶためにンビラを演奏してきた人です。
精霊呼ぶんですよ?雨とか降らせちゃうんですよ?
考えられないです。
精霊てなんやねん!雨なんか降るかい!
ぼくはそう思いますが、それを信じて疑わない世界観を持った人が世の中にはいるのです。
これ見ないわけにいかないでしょーよ!!!
▼動画はコチラ。うーーーん、雨が降りそうですねー!
アーティストがめちゃくちゃ近い!
ライブの時以外、アーティストがそこらへんを普通にうろついてます。
話しかけたら普通に対応してくれます。
対応してくれない冷たい人もいるかもしれませんが。(笑)
こんなにアーティストが近いフェスってなかなかないですよ!!
フィナーレはみんなで大合奏!
スキヤキ楽しかったー!お客さんの反応があたたかくてとても嬉しかった!フィナーレの大騒ぎもサイコー!来年もコラかついで行くぞー!#sukitwi pic.twitter.com/YLWwVvdy
— Djeli muso fitini (@tomobyon) 2012年8月26日
フィナーレはみんなで大合奏です!
最初は観客で円形を作ります。
そこから出演アーティストや一般人で楽器を弾く人などが円形の中に入り、それぞれがパフォーマンスをします。
円形の中に入るタイミングは本当に自由。誰でも入れます。
ぼくも、円の中に入りカポエイラを披露したことがあります。(笑)
そしてどんどんアーティストたちが増えてきて、海外のビッグアーティストたちも登場して会場は大盛り上がり。
最初につくられた円形はどこかへ消え去り、踊り狂う人、叩きまくる人、弾きまくる人で入り乱れます。
最高の瞬間です。
まとめ
富山というど田舎の一見地味なフェス、スキヤキミーツザワールドですがその熱量は日本一だと信じています。
富山の美味しいお魚や観光も合わせてぜひいってみてはいかがでしょうか?
スキヤキミーツザワールドが開催される南砺市は、五箇山の合掌造りで有名な土地でもあります。
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