親知らずに関しては何もいい思い出がないヨシマツタケシです。
ぼくは2回の親知らず抜歯経験があります。
- 1回目は左下1本を部分麻酔で抜歯
- 2回目は右下1本、左上1本を全身麻酔で抜歯
2回とも抜歯後にしびれが残っています。
このブログでは2回目の全身麻酔での手術の実体験を書きたいと思います。
これから全身麻酔の手術を受けるのに不安な方の不安をあおる内容になるかもしれません・・・。
けど知っておくべきだと思います。
目次
手術に至るまでの経緯
歯茎が痛くて近くの歯医者を受診
23際のころ、右下の歯茎がなんだか痛くて腫れている気がしたので1回目の親知らず抜歯のときにお世話になった歯医者を受診しました。
レントゲン撮影をしたところ、口腔外科を受診して全身麻酔で手術をしないといけないとのこと。
ぼく:『え、全身麻酔!?』
医者:『はい、全身麻酔です。』
ぼく:『なんで親知らずなのに全身麻酔なのでしょう?前回は部分麻酔でやってくれましたよね?』
医者:『今回は隣の歯に潜り込もうとしていることと、根っこがかなり深くて動脈や神経にかなり近いため危険性が高いからです。』
驚きました。親知らずごときで全身麻酔なんて・・・。
そこから総合病院の口腔外科を紹介されました。
富山県の総合病院の口腔外科を受診して全身麻酔の手術決定
まさかの親知らずで全身麻酔。ドキドキ感でいっぱいのまま口腔外科を受診しました。
そして、再検査の末、全身麻酔決定!
ただぼくには1つ不安がありました。
ぼく:『前回、親知らず抜歯後にしびれが残ってしまったんですけど、今回は大丈夫ですか?』
医者:『わかりません。人それぞれですから。けど数週間もすればほとんどの人が治ります。』
しびれが残ることはかなりレアらしい。
医者は、親知らず抜歯後のしびれがでても、数週間で治ると言います。
けどこのときすでに前回の親知らず抜歯から2年くらい経ってしびれは残ったままでした。
ちなみにこのとき3本親知らずがあり、右下の腫れているところと左上の角度が悪いから2本いっぺんに抜いちゃいましょうとのことでした。
親知らず全身麻酔のスケジュール
1. 麻酔検査
全身麻酔をするにあたりアレルギーがないか、体調悪くないかなど健康診断のような検査があります。
ぼくは5日前にしました。
2. 手術前日の夕方、入院
手術前に体調管理などをするためか、入院します。お昼過ぎに入院しました。
夜ごはんは病院食でした。夜21時以降はたしか飲食禁止でした。
3. 全身麻酔で手術当日
午前中にいよいよ手術です。
手術は家族の同伴が必要とのことで、兄に仕事を休んでもらい夕方まで付き合ってもらいました。
▼当日の流れ
- 点滴が刺される。
- トイレをすませる
- 手術室へベッドに乗ったまま搬送
- 手術室へ入ると酸素マスクを装着。
- 点滴からいよいよ麻酔が流れてきて変な感じ
- ふわーっとして来たら大きく深呼吸させられる
- 気づいたときには手術が終わり、『ヨシマツさーーーん!』と呼ばれておきる。
- おそらく手術は1時間くらい。
- 2時間は酸素マスクを着け、点滴をつけたまま寝ているように指示される。
- 3時間経過後、歩行許可がでる。
- なんだかぼんやりしたまま1日を過ごす。
- 夜ご飯はなし。
手術中に座薬も注入されていたらしく痛みはほとんどありませんでした。少しうっすらとは感じましたが。
意識がぼんやりした感じでした。
4. 全身麻酔の手術の翌日
- 朝は1日ぶりにご飯が食べれます。
- うどんをゆでにゆできった柔らかい味のしないものを食べたと思います。味はほぼありません。
- この日は痛み止めは飲み薬です。
- 傷口の消毒と経過診察のため、執刀医を受診。
- 消毒と傷口のチェック、歯を見せられて終わりました。
- 朝の点滴が一旦お昼前に終わります。
- 夕方にもう一度点滴がありました。
- ずっと点滴の針が腕にささったままなので最悪でした。
- お昼も夜もおかゆだったと思います。
- 手術翌日はほっぺたがかなり腫れてきて、奥さん(当時彼女)に写真を送ったら驚かれた記憶があります。
- 右下にはバッチリしびれが残りました。クチビルとあごのあたりがピリピリしてました。
5. 退院
最終日は特に容態の変化もなく退院しました。
相変わらず、腫れとしびれは残ってました。
6. 抜糸
1週間後に抜糸です。
実はこの当時ちょうど上京するタイミングでの手術だったので、抜糸だけは東京でしました。
抜糸は麻酔なしでやるのですが、地味に抜くときに痛みが走ります。
親知らず抜歯費用は約7万円
親知らずの抜歯費用は検査など全部含めて6,7万円だった記憶があります。
10万円まではいっていなかったはず!
入院中の小話:手術当日の夜に人生で初めての座薬を経験
手術後に看護師さんから『痛みが強くなって来たら座薬を打つので読んでください。』と言われました。
ざ、ざやく?ということはお尻の穴!?
こんなのお願いできない、とおもっていたのですが夜になるにつれて痛みがどんどん増してきたのです。
勇気を出して座薬をお願いするため、ナースコールをしました。
内心、担当の美人看護師さんに打たれるのかなーとドキドキしてました・・・
と思いきや、おばちゃん登場。
横向きにされ、お尻をばっと出されほんの数秒で座薬終了。
なんだか、少し切なかった・・・
【後遺症】手術後のしびれは今でも残ってる
手術後の腫れは2,3日でほとんどなくなります。
しかし、手術後のしびれは今でも残っています。
このブログを書いてる現在、手術から4年は経っていますがいまだにしびれています。
しびれは日に日に減ってきてはいます。でもいまだに残っています。
いつの日かなくなる日があるんだろうか。
お医者さんいわく、親知らず抜歯後のしびれは仕方ないらしい。一回目も二回目も言われた。仕方ないって・・・
仕方ないの意味が全然わからないけど、仕方ないと思うしかない・・・
まとめ
親知らずで全身麻酔手術2泊3日の内容でした!ぼくの感じたことをまとめます。
- 手術自体は痛みがなく知らないうちに終わるのでよかった
- 診察や検査が多くてめんどくさい
- 当時仕事をしてなかったので良かったけど、親知らずで全身麻酔するからといって会社は休みづらい
- 費用は安くない
- 富山の中央病院は美人看護師さんがいて良い
- 座薬は痛かったらやってもらうべし。恥じは一時!
- 入院生活はめっちゃ暇!本など時間をつぶせるものは必ず用意する
- 下の歯の親知らず抜歯はしびれが残ることもある。医療ミスでなく、仕方ないらしい・・・
親知らずの痛みに悩む方へ少しでも参考になればと思います。