都内で接骨院の院長をしているヨシマツタケシです。
先日、22歳の患者Kさん(男性)にこんな相談をされました。
- 『先生、筋トレを半年続けているのに全然筋肉が大きくなりません。どうやれば筋肉は大きくなりますか?』
相談してきた彼は、自宅で半年筋トレをしているのに全く大きくならないそうです。特に胸を大きくしたくて腕立て伏せをしていたそうですが、全くと言うほど筋肉はついていません。
このブログを読んでくれた方だけに、彼の筋肉が大きくならなかった3つの理由をお伝えします。
筋肉が大きくならない3つの理由
理由1. 鍛える筋肉を意識できていない
彼の腕立て伏せを見るとどちらかという胸の筋肉=大胸筋でなく、二の腕の筋肉である上腕三頭筋に負荷がかかるような筋トレをしていました。
それで胸板が厚くなるわけがありません。一番の問題は、大胸筋がどこかを意識できないことです。
筋トレもストレッチも筋肉さえ知っていれば単純です。
- 筋トレは、筋肉の始まりと終わりを近づける
- ストレッチは、筋肉の始まりと終わりを離す
鍛えたい部位の筋肉のイメージをしっかり持って、そこに負担がきているかを考えながら筋トレをしましょう。
▼大胸筋を鍛える腕立て伏せ(Youtubeより)
理由2. 負荷が軽すぎる
基本的に自宅で腕立て伏せをしていたそうですが、自分がきつくなるまで何回も繰り返していたということでした。
そんなテキトーなやり方では残念ながら筋肉は大きくなりません。
筋肉を大きくするには、最大筋力の80%の運動を8回やって、それを3セット繰り返すのが通常です。
実際やるとわかりますが、めちゃきついです。
でも自宅で自分の体重を使ったトレーニングでは80%の負荷をかけることは難しいです。
自宅で筋肉を大きくするには、スロトレが一番です。
▼スロトレのやり方や理論についてはコチラの記事で説明しています
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理由3. 筋トレをするタイミングがバラバラ
筋肉痛が治ってからまた筋トレをしてみたり、続けて何日も筋トレをしてみたり、そのときどきによってバラバラなトレーニングでした。
筋トレをするにはどのくらいの頻度でやるのかをしっかり計画を立てる必要があります。
筋肉を鍛えるには、筋トレの後1~2日、筋肉を休ませないといけません。筋肉は筋トレによって負荷がかかったあとの回復する過程で強くなります。
逆に毎日筋トレをしてしまうと筋肉に疲労をためてしまいます。疲労から回復前に筋トレをしてしまうと、オーバートレーニングで筋肉が痛んで逆に筋力を低下させてしまいます。
週に2、3回のトレーニングがベストと言えるでしょう。計画、戦略をしっかりと立ててから筋トレをしましょう!
▼はてなブックマーク800人越え!筋トレ戦略の記事
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まとめ
22歳のKさんがこのまま筋トレを続けていても絶対に筋肉は大きくなっていなかったでしょう。
スロトレを伝授したので彼が言う通りに実践してくれればきっと大きな胸板を手に入れることでしょう!
結果にコミットします。なんてね。(笑)
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