都内で接骨院の院長をしているヨシマツタケシです。
今、世間で有名になってきている筋膜治療、筋膜リリース、筋膜はがし・・・
患者さんからもよく相談や質問をいただきます。
僕も以前、基本を知らない人が筋膜リリースで効果を出せるわけがないという記事を書いたところ、最近この記事経由での問い合わせをよくいただきます。
今日は筋膜リリースが上手そうな治療院を見つける3つのポイントをお伝えします。
痛みや体の不調に悩むあなたが、良い治療院、先生に出会えることを祈っています。
目次
筋膜リリースで全てが治るわけではないことを理解しよう
まず初めに理解していただきたいことがあります。
ぼくの考え方としては、筋膜リリースで全てが治るとは思ってません。
痛みや体の不調がでる原因は様々です。
- 筋膜
- 靭帯
- 筋肉
- 関節
- 過去の骨折やトラウマ
- 食生活
- 東洋医学的なエネルギー
- 電磁波
それは棚に上げておいて、とりあえず筋膜リリースということに特化してこの記事を書きます。
筋膜リリース信者なあなたのために。
筋膜リリースをとりあえず受けてみたいあなたのために。
筋膜リリースが上手そうな治療院を見つける3つのポイント
1. グラストンテクニックを使う治療院
グラストンテクニックは、20数年前に米国でアスリートにより発案開発された専用の器具を用いて筋膜を擦り瘢痕化した組織を解きほぐし癒着した筋膜の可動制限を解放する施術法(器具補助軟部組織可動法/IASTM: Instrument Assisted Soft Tissue Mobilization)の先駆テクニックとして、全米2万人のクリニシャン(理学療法士PT・アスレティックトレーナーATC・カイロプラクターDC)に利用され、アスリートから高齢者まで目を見張る臨床効果実績をあげています。日本では、2011年以来400名のプロヴァイダーが輩出され、筋膜ブームの最先端を担っています。
ぼくアメリカかぶれなんです。
アメリカ発祥の治療大好きなんです。
アメリカって訴訟の国ってきいたことありますよね?
訴訟の国だからテキトーなことできないんですよ!
アメリカ発祥のテクニックとか、アメリカ人が書いてる本ってすごく科学的なことをベースにしているものが多いんです。
科学がすべてだとはこれっぽっちも思いませんが、客観的なデータって信用しやすいですよね。
このグラストンテクニックはそのアメリカ発祥の筋膜の癒着を外すテクニックなのです。
このテクニックを正式に使用することを認められた治療院は信用してもよさそうです。
2. オステオパシーは100年以上前から(膜)筋膜に着目してる
オステオパシーとは、1874年にアメリカ人医師アンドリュー・テイラー・スティル博士によって発表された自然医学です。 オステオパシーの由来は、ラテン語で『骨』を意味するオステオン(osteon)と『病気・治療』を意味するパシー⇒パソス(pathos)を合わせた造語で、オステオパシーを『整骨医学』と訳す事があります。
現在、ぼくが勉強中のオステオパシー。
100年以上も前から創始者のスティル先生は膜・筋膜という組織の存在に着目していたようです。
ちなみに1で紹介したグラストンテクニックは20年ほど前かららしいので、100年ってすごいですよね。
オステオパシーについて理解の深い先生ならば、信頼できそうです。
が、勉強中で実際に施術を受けたりしたこともないので、現時点で誰がおすすめとかはハッキリとわかりません。
3. 東洋医学の施術も筋膜と一致している?
以前、この記事で紹介したアナトミートレイン。
筋膜のことを勉強し始めたら絶対に知らない人はいなくらいの有名著書です。
この著者が本の中で、筋膜と東洋医学の経絡は一致する部分がとても多いと言っています。
なので、筋膜リリースとしては施術していないかもしれませんが、東洋医学としての経絡治療も結果的に筋膜リリースになっているかもしれません。
東洋の世界も知り始めたばかりでまだまだ全然わからない世界ですがめちゃくちゃ奥が深そう。
鍼治療、経絡治療をする先生も信頼できそうですね。
まとめ
筋膜リリースを受けたいなら今回おすすめにした3つのポイントを参考にしてみると良いかもしれません。
- グラストンテクニックを使う治療院
- オステオパシーは100年以上前から(膜)筋膜に着目してる
- 東洋医学の施術も筋膜と一致している?
そもそもどの治療院がいいのかを見抜くコツを教えろと言われそうですが、正直ぼくにもわかりません。
行ってみるしかないんですよ。
だからこそ、口コミや紹介が有効なのです。
ホームページだけでその人の価値なんて測れるわけがない。
けどまあ、資格や経歴で良く分からん人の治療院には行きたくないですよね。
リスクが大きすぎる。
今度リスクを最小限に抑えるポイントは紹介したいと思います。
筋膜リリースでもなんでもいいから治ればなんでもいいやって人は、こちらの記事が良いかもしれません。
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